1限目:オリエンテーション(SEO)

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そもそもSEOって何?

SEOとは、『Search Engine Optimization』の略称で、直訳をすると『検索エンジン最適化』です。

ざっくりいうと、検索エンジンからWebサイトに訪れる人を増やしたり、Webサイトの各ページを上位表示させるための施策であると覚えておきましょう。

ちなみに検索エンジンは、日本だとGoogle社とYahoo社でほとんどを占めていますが、Yahoo社はGoogle社の検索アルゴリズムを採用しているため、『SEO対策=Googleの検索エンジンの対策』という認識で大丈夫です。
※厳密にはGoogleの検索エンジンを若干アレンジして使用している

Webサイトを所持している人・企業ならば、誰もが多くのユーザーが自社サイトに訪れてほしいと思うはずです。
多くのユーザーに訪問してもらうためには、Webサイトへ流入するチャネル(経路)を知る必要があります。

Webサイトへの流入するチャネルは、大きく分けて下記の6つに分かれます。

  1. 自然検索(検索エンジン経由)
  2. 有料検索(リスティング広告など)
  3. ソーシャルメディア(Twitter や Instagram など)
  4. 外部サイト(他社サイトからのリンク)
  5. メルマガ や LINE@
  6. その他

上記の中で、一番上の『自然検索(検索エンジン経由)』での流入を増やす施策こそがSEOです。
では、次の章ではなぜSEOが必要なのかについて理解しましょう。

なぜSEO対策は必要なのか?

前述した通り、Webサイトへ流入するチャネルは大きく分けて6つありますが、各チャネルごとの特徴について見ていきましょう!

各チャネルごとの『クリック率』『費用』『即効性』の項目を比べると下記の通りです。

チャネルクリック率費用即効性
自然検索(検索エンジン)無料
有料検索(リスティング広告)有料
SNSアカウント(自社運用)無料
外部サイト(被リンク)無料
メルマガ や LINE@有料

自然検索(検索エンジン)

自然検索からの流入は、Googleが最適化して検索エンジン上に表示してくれたものなので、費用は一切かかりません。

上位表示されれば高いクリック率を誇り、多くのユーザーが流入することが期待できます。

しかし、弱点として『即効性はない』ので、すぐに成果に繋がらないことも多くありません。
※すべてのSEO対策に即効性がないわけではないですが、何もないところから1からSEO対策をしようと思うと時間を要する

有料検索(リスティング広告)

有料広告といってもさまざまな種類があるので、まとめて説明するのは難しいため今回は有料広告の中でも『リスティング広告』のみに絞って説明します。

リスティング広告の特徴は、『即効性が高い』ところです。

赤枠の部分がリスティング広告ですが、Google広告アカウントを作ればすぐにその日から自然検索よりも上の場所に広告を出すことができるので、すぐにでもユーザーの流入を増やしたいときにはオススメです。

しかし、弱点として『費用がかかる』ということが挙げられます。少額から始めることは可能ですがやり方を間違えれば一気に何十万というお金が消えていく可能性があるので注意が必要です。

また、自然検索よりも上の場所に表示させることはできますが、最近はユーザーのリテラシーが上昇してきているため、『リスティング広告=PR』であることを理解しクリックを避ける傾向があります。
つまり、自然検索と比べてリスティング広告はクリック数が低いということです。

SNSアカウント(自社運用)

次に、SNSアカウントを自社で運用するケースを見ていきます。

SNSアカウントを自社で運用する場合、自然検索で流入する場合と同じく費用は一切かかりません。
※もちろん人件費はかかる

ただ自然検索で流入を獲得する場合と同じく、一長一短で成果に繋がらないので地道にフォロワーを増やしていく必要があります。

SNSの場合、キャンペーンや投稿した記事がバズることによって大きく流入が増えることもありますが、長年の経験やコツが必要なため自社だけで行うのは難しいのが正直なところです。

外部サイト(被リンク)

外部サイトからの流入は、外部サイトの規模や属性に大きく依存するので、自社サイドでコントロールが効きづらいところがあります。

また、外部サイトからの被リンクというのは獲得するのに長い年月をかける必要があるので、一長一短で外部サイト経由での流入を増やすのは実質無理であると考えましょう。

メルマガ や LINE@

メルマガやLINE@の場合も、SNSアカウントの運用と同じと考えていいでしょう。

お客様への連絡リストが豊富ならいいですが、1から始める場合は着実にゆっくりと顧客リストを集めていく必要があります。

また、Webマーケティングの機能が整ったメルマガツールやLINE@(有料版)・LINEステップなどを使うと費用もかかります。

結論として、どのチャネルが優れているというわけではなく、各チャネルごとに有用性は違うので自社Webサイトの状態・フェーズによってどのチャネルを強化していくかの優先度を決めていく必要があります。

お金をかけずにリーチできるユーザーを増やしていきたいという人・企業はSEOに取り組むことがオススメです。

小手先のテクニックが通じなくなった現在

まだGoogleの検索アルゴリズムが未熟だった頃は、小手先のテクニックを駆使することで簡単に上位表示することができた時代がありました。

例えば、下記のような手法は昔はバンバン行われており、成果に繋がるものでした。

  • タイトルや本文に上位表示させたいキーワードを詰め込む
  • ユーザーには見えない隠しテキストを盛り込む
  • 大量のリンクを買い外部サイトからの遷移先を増やす
  • strongタグを多用する
  • meta keywordにキーワードを大量に盛り込む
  • 本文のキーワード比率を調整する
  • とにかくページを量産して低品質なコンテンツを増加させる …など

上記の手法は、Googleの当時のアルゴリズムを逆手に取ったものであり、今では逆にGoogleからペナルティをもらい上位表示されるどころか圏外に飛ばされる可能性があるので絶対にやってはいけません。

Googleは「すべてはユーザーのためにある」と考えています。
だからこそ、小手先のテクニックでSEO対策をするのではなく、ユーザーのためになるかという視点で常に考えていきましょう。

基本的には『ユーザーのためになることを突き詰める』という思いでSEO対策を行っていきますが、同時にGoogleの検索エンジンのアルゴリズムはまだ完全ではないので、Googleに認識してもらうための努力は現時点では必要です。

Googleの検索エンジンの仕組みとは

SEOとは、ユーザーのためになることを突き詰めることと同義ですが、先述した通りGoogleの検索エンジンのアルゴリズムはまだ完全ではないので、Googleに正しくWebページの内容を把握してもらうためにGoogleの検索エンジンの仕組みを知ることは必要です。

では、Googleの検索エンジンはどのような仕組みになっているのか?
検索順位を決めるために、200を超えると言われている様々なアルゴリズムをGoogleは採用していますが、その多くは非公開です。

Googleはアルゴリズムについて非公開にしていますが、世界中のWeb担当者たちが多くのWebページを調査することで、「この要素は検索順位に影響を及ぼしているのではないか?」と言及されているものはいくつかあります。

例えば、下記のようなものです。

  • 同じジャンルの外部サイトから被リンクを多く獲得している
  • タイトルとWebページの内容の整合性が高い
  • ユーザーの検索ニーズが完全に満たされているコンテンツである
  • 独自性があり価値のあるコンテンツである …など

上記をみて、「よしじゃあ、同じジャンルのサイトから大量に外部サイトを貼ってもらうように声かけよう!」ではなく、「なぜ外部サイトから被リンクをもらうと上位表示されやすくなるんだろう?」ということを考えてほしいです。

仮説として『多くのWebサイトで紹介したくなるような素晴らしいコンテンツを掲載しているから上位表示されているのではないか?』と考えるようになれば、テクニックではなく『ユーザーに焦点をおいた対策』を行うことができるでしょう。

Googleはビジネスパートナーである

SEO対策をおこなっていると、Googleのアルゴリズムの変更で一喜一憂したり、Googleへ怒りをぶつける方もいますが、『Googleはビジネスパートナーである』という認識であると思いましょう。

私たちは、Googleのプラットフォームを借りてユーザーにWebページを探してもらっています。しかも無料です。

Googleは敵ではなく、共存していくことで多くのユーザーに自社サイトを知ってもらうことができます。

ユーザーへの利便性を考えるのと同時に、Googleのことも深く理解できるように学んでいくといいでしょう。

下記はGoogleの公式が出している『SEOのガイドライン』です。ぜひ一度目を通してみることをオススメします。
参照:検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド

1限目は以上になります。
2限目では、SEOの外部対策と内部対策について具体的にどのようなものがあるのかを確認していきます。

この記事を書いた人

 大学でマーケティングの講義を受け、Webマーケターになることを決意。
大学卒業後、通販化粧品の事業会社でWebマーケティング(主にAd広告,SEO,アフィリエイト)の業務に従事。

 その後Web広告代理店に転職し、大手旅行代理店や化粧品会社などのSEO,アフィリエイトのコンサルティング業務を行う。

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